賽の河原

少し横になるわ

果てしない午後の虚ろな中間時刻

たしかカポーティだかの小説に出てきた一節なんだけど、すごいな。この言葉を聞くだけで「深く静かなところ」にたどり着ける予感がする。そこには自分の空想や感傷のほとんどが詰まっている気がする。

 

風が消す砂のカーテン

陽だまりから空に登る

今宵の月のかげり

をすり抜けて

モイ